NY債権、長期債続落 10年債利回りは4.33%

ボクの日経

2023年9月16日の記事

9月のNY連銀製造業景況指数が1.9

市場予想は-10.0、前月(8月)は-19.0から大幅に改善

長期国債がなぜ売られているのか

米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化すると思われたから

金融引き締め

➡市場に出回る資金量を抑える

➡国債の買い入れを抑える

➡国債が買われない

➡国債が売られる

10年債利回りがなぜ上がるのか

10年債=長期国債

長期国債の利回りは長期金利の指標

利率が同じ債権を購入する際、国債の購入価格が高いと利回りは低くなる

逆に、国債の購入価格が低いと利回りは高くなる

つまり、長期国債が売られると、長期金利(10年債利回り)が上昇する

 

【米国債10年のチャート 直近2年間】

チャート

金利が上がると株価はどう動く

金利上昇

➡借り入れコスト上昇(設備投資の縮小、住宅購入の見送り)

➡企業業績低迷への不安

➡株価下落

 

【NYダウ 直近10日間】

チャート

まとめ

製造業の景気が”予想に反して”改善した

➡インフレ減速への先行きが不安

➡金融引き締めが長期化

➡国債下落

➡金利上昇

➡ドル高円安、株価下落

今後の予定

19日~20日に米連邦公開市場委員会(FOMC)

21日、03:00、FOMC政策金利&声明発表(SSランク)

市場では政策金利は据え置くとの見方が優勢

 

金利据え置き

➡株価上昇??

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました