NY連銀製造業景況指数とは

ボクの日経
New York City skyline with urban skyscrapers at sunset, USA.

全米のNY州の製造業における景況感を示す経済指標

全米12の地区連銀の一つであるNY連銀が毎月中旬に公表

NY連銀が管轄する地区にある製造業約200社にアンケート調査を実施して指数化したもの

連銀ってなに

連邦準備銀行のこと

 

連邦準備銀行ってなに

米国では複数の期間が中央銀行の役割を担う

日本銀行・イングランド銀行・欧州中央銀行(ECB)などの各国の中央銀行にあたるのが、米国の連邦準備制度

 

中央銀行の役割を

  • FRB(米連邦準備制度理事会)
  • FOMC(米連邦公開市場委員会)
  • 全米12地区の連邦準備銀行(地区連銀)

など複数の期間が担う

 

全米12地区の連邦準備銀行(地区連銀)

  1. アトランタ
  2. ボストン
  3. シカゴ
  4. ミネアポリス
  5. ニューヨーク
  6. フィラデルフィア
  7. セントルイス
  8. クリーブランド
  9. ダラス
  10. カンザスシティ
  11. リッチモンド
  12. サンフランシスコ

 

製造業景況指数

新規受注、仕入価格、販売価格、出荷、雇用状況など調査対象項目について

「増加または好転」

「同じ」

「減少または悪化」

のいずれかを選択する形で対象企業から回答してもらい

当月分の指数と半年後の予想指数を算出

 

分岐店はゼロ

プラスが好況

マイナスが不況

 

過去のデータ

データ期間 予想 結果
2023年9月 -10.5 1.9
2023年8月 -0.9 -19
2023年7月 0.2 1.1
2023年6月 -15.6 6.6
2023年5月 -3.8 -31.8
2023年4月 -18.1 10.8
2023年3月 -7.5 -24.6
2023年2月 -18.2 -5.8
2023年1月 -8.7 -32.9
2022年12月 -1 -11.2
2022年11月 -5.8 4.5
2022年10月 -4.2 -9.1
2022年9月 -13 -1.5
2022年8月 5 -31.3
2022年7月 -1.9 11.1
2022年6月 3.1 -1.2
2022年5月 15 -11.6
2022年4月 1 24.6
2022年3月 6.4 -11.8
2022年2月 12 3.1
2022年1月 25 -0.7
2021年12月 25 31.9
2021年11月 22 30.9
2021年10月 25 19.8

 

まとめ

フィラデルフィア連銀製造業景気指数や

ISM製造業購買担当者景気指数に先んじて発表されるため速報性が高い。

予想より高い数値はドル買い材料

予想より低い数値は米ドル売り材料

と解釈される。

コメント

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