2023年9月21日の記事
米国政策金利は据え置き➡株安
円安加速➡円安をけん制する動き
FOMCとはなにか
米連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)のこと
米国の金融政策を決定する会合
FOMCは年8回開催される
景況判断や政策金利の方針が発表される
FOMCの3週間後にはFOMC議事要旨が発表される
FOMC声明要旨
最近の指標は経済活動が堅調に拡大していることを示している。
ここ数カ月で雇用の増加は鈍ったが、失業率は低水準にとどまっている
インフレ率は依然高い水準にある
FOMCはインフレリスクに細心の注意を払っている
FOMCは最大雇用とインフレ率2%を長期的に達成することを目指している
➡政策金利のレンジを5.25~5.5%で据え置くことを決めた
【米国政策金利の推移】
経済活躍は堅調に拡大なのになぜ株安か
FOMCはインフレ抑制のため金融引き締めを続けてきた
株式市場としては金利引き下げの目処を示してほしい
しかしながら、金利は据え置き(市場の予想通り)
なおかつ、年内の追加利上げを想定するとの見解を示した
➡️金融引き締めの長期化が示唆される形となった
➡️株安 & ドル高円安
まとめ
米経済が依然として強い
≠株高
=インフレ懸念
➡金利高水準で推移
➡株安
今後の予定
21日~22日:日銀金融政策決定会合
現行の金融政策を維持する見方が強いが、
強気姿勢で政策修正となる思惑もあり
また、円安が進みすぎているため
為替介入を示唆する発言もあり
基本円安姿勢だが、けん制する動きもあり
ドル円は148.448をつけてから、一時147.313まで上昇
コメント