2023年10月8日の記事
今週(10/9~10/13)の米株式相場は底堅い展開となりそう
9月CPIやPPIの発表を控えて様子見が見られる一方、
9も米雇用統計を終えて安心感による買い戻しが入る
CPIとは
「Comsumer Prime Index」=「消費者物価指数」のこと
消費者が購入するモノやサービスの小売価格の変動を調査・算出した経済指標
物価の変動状況がわかる
インフレ率を分析するための最重要指標
9月米CPIは日本時間10/12(木)21:30発表
PPIとは
「Producer Prime Index」=「生産者物価指数」のこと
製造業者の販売価格について調査し、発表する
PPIはインフレ率(物価上昇率)の判断に用いられる
9月米PPIは日本時間10/11(水)21:30発表
コア指数とは
CPI、PPIのうち、変動の激しいエネルギー関連数値や生鮮食品を取り除いたもの
生鮮食品は天候に左右されて物価の変動が大きいため
9月CPI発表でどうなる?
非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大幅に上回った
一方、平均時給の上昇率が鈍化するなどインフレ懸念が和らぐ内容もあった
CPIやPPIは前月の水準を下回るとの見方が優勢
➡株価上昇?
ドル円はどうなる?
今週(10/9~10/13)も円安圧力は続きそう
CPIやPPIが前月水準を下回ったとて、FRBによる金融引き締めは長期化する見方が強い
一方、150円を付けたあと、為替介入と思われるような荒い値動きで、一時147円台まで急上昇したことから再度150円をトライしていくのは難しいとの見方もある
原油価格は?
世界的な金利上昇が景気を下押しし、原油需要が下がるとの観測が強まっている
前週需要不安が急上昇したことから一時1か月ぶり安値を付けている
9月CPIの結果によっては、さらに原油安となる可能性あり
一方で、
主要産油国の自主減産
イスラエルvsハマスの戦争勃発により
原油価格上昇の材料もあり
まとめ
物価横ばい、一服による安心感
➡株高要因
金融引き締め長期化
➡株安要因、円安要因
中東戦争
➡️原油高、金上昇、円高要因
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